【R18】絵柄からは想像できない・・・?「ジュエリーハーツアカデミア」

美少女ゲー

お久しゅうございます。

あいも変わらず久方ぶりでございます。

梅雨があまり梅雨らしくなかったような気がしますが、そんな中で一本終えたので感想をと。

今回ついに美少女ゲー、つまりエロゲです。(なので18未満の子はブラウザバックをよろしくね!)

前のブログ含め、そこそこブログを書いてきましたが、以外にもノベルゲーの跋扈するエロゲ界隈の記事を書くのは初めてなんですよね。プレイ自体はブログを書き始める前からいろいろやっていたんですが・・・。

なので少しどこまで出していいか、探り探りで書いていくと思います。

今後もこのようなことはやっていくとは思いますが、そのときにはR18タグをつけるので、そこを目安に住み分けをお願いします。(今後書く記事がエロゲ一色になったらわかりませんが・・・。)

そんな前置きの当ブログエロゲ第一号は「ジュエリー・ハーツ・アカデミア – We will wing wonder world -」です!ネタバレ込みの部分もあると思うのでよろしくお願いします!

ジュエリー・ハーツ・アカデミア – We will wing wonder world –

概要

作品の名称

ジュエリー・ハーツ・アカデミア – We will wing wonder world –

制作

きゃべつそふと

公式サイトURL

ジュエリー・ハーツ・アカデミア 公式サイト

ジャンル

落ちこぼれクラスが世界を救う青春学園ファンタジー

レーティング

18歳以上(18歳未満購入不可)

価格

  • ゲーム本体:10,780円(税込)
  • 抱き枕カバー付き限定版:25,080円(税込)

*各パッケージ版の小売り価格です

  • DL版:9,800円

発売日

2022年7月29日(金)

あらすじ

『輝け、僕らの意志ー』
フリギア王立ジュエリー・アカデミア──

そこは『意志(ジェム)』と呼ばれる不思議な宝石を研究する学園。主人公ソーマ・ジェイスはアカデミアに眠る『賢者の石』を探るべく、エージェントとして『クラス・ダイヤ』への潜入を試みる。しかし……彼が配属されたのは謎の新設学級『クラス・ペガサス』だった。

──素性を隠す外国のスパイ・ソーマ。
──剣にしか興味のない女子・ベルカ。
──誰ともつるまない孤高の不良・ヴェオ。
──獣人にして稀代の才媛・メア。
──成績も態度も最悪の王子・マークス。
──唯一まともなクラスの良心・アリアンナ。

ペガサス組に揃ったのは目的も国籍もバラバラな6人の少年少女。彼らはしばしば反発し合いながらも、やがて世界を脅かす危機に直面することになる。

『石喰い』──

それは、ノヴァ大陸全土を石化せんと迫る謎の災厄。その最前線に位置した彼らは、元凶の組織《メデューサ》との闘争に巻き込まれていき……?

「いくよみんな──わたし達の全力を、思いっきりぶつけてやろう!」

果たしてソーマはミッションを達成できるのか。そして、大陸を喰らう石化の脅威に打ち勝つことはできるのか。

世界を羽ばたく意志と絆の冒険譚──ここに輝く。

ジュエリー・ハーツ・アカデミア 公式サイトより

石と意志、世界観

いやぁ、終えた感想としては非常に濃かった。それが一番に来ましたね。

いろいろ作品に触れてきたから、少し気になる部分も出てきたりはしてしまうのですが、それがなければ個人的には良作といえるぐらいの勢いと世界観だったと思います。

街並みや技術的には中世から抜け出しつつあるぐらい(汽車的な乗り物が交通網として遠方とをつないでるくらい)の世界に「意志(ジェム)」というスパイスをがっつりとまんべんなく盛り込みましたというところ。魔獣もいれば、死者の”意志”(遺志)が残ることもある結構ファンタジーよりな世界観です。

また本作の要である「意志(ジェム)」は本人の抱いている頑強な意志によって発言する特殊能力のようなものです。お気づきかとは思いますが(宝)石→意志の言葉遊びです。こういった作品特有の名づけいいですよね・・・。作中で述べられている宝石ごとの能力は実際の石言葉とつながっているものもあれば、つながらないものもあるので、そこのつながりは意識されていたかはわかりませんが、キャラの性格の設定には大きく影響を与えたのかなとは思ったりしました。

設定的に際立つのはその辺りですかね。あと大きくネタバレしない範囲で言えるのは、一番上のアイキャッチ画像に実はキャラの○○が三種類います。・・・といったところですかね。これも割と深く関わってきます。

学園もの・・・?の皮をかぶった何とやら

今回の感想では惜しかったことをさきにいっておきますね。

そこさえあればといったところなので気になってしまう人ははじけると思うので。

実は本作、学園ものの様な絵柄と題名をしておきながら、その実、学園ものではありません

序盤に少しの要素と舞台としての役割はあれど、本作はある種の超能力バトル系です。割とゴリゴリの。

なのでこの絵柄から連想されないような所業が割とゴロゴロ出てきます。戦闘面は割とまっとうですけど、それ以外は・・・ね・・・。ヒトを石化してぼぼーんといったり、種族丸々皆殺しの危機にあったり、二つの別個を融合召喚したりで今作の命は結構軽いです。絵柄にひかれて買う場合はそこに注意してくださいね。(ある種この絵柄で緩和されていることで、プレイできる層が増えた可能性も微レ存?)

また、ライターさんが好みなんでしょうね、叙述トリックといいますか、そういった構成が特に多いのかなといった印象を受けますね。いいように作用している部分も多く、実際に中盤の主人公と世界の秘密が明かされるシーンですごい衝撃をうけました。反面、もったいぶるともいえるので、そういったプレイヤー、読んでいる人を驚かせたい意図はわかるんですが、マスターの出番はもう少し早くてもよかったんじゃないかなとは思うんだなぁ・・・。意図はわからなくもないけど、マスターがやってもいいこととやるべきことももう少しあったんじゃないかなと。結局宵闇同盟とはなんだったのかとか、賢者の石関連とか確認は速やかにできたのではとか・・・。続編がありそうなので期待したいですね・・・。

そして肝心の戦闘部分は個人的なものなのでこればっかりはしょうがないのですが、少しデジャビュを感じる展開が多かったなと感じてしまったのも事実です。これだけ世の中に娯楽があふれていれば当然完全な目新しさはないわけですから、本当にしょうがないんですけどね。

あとはカーラお嬢様が割と便利キャラですよね。それが意志の強さに見合っているのかはちょっと疑問におもった能力の強さ、尺の都合で仕方ないとはいえ描写が薄かったように感じた部分だったのでちょっとひっかかっちゃいましたね。

・・・思ったより気になる部分多かったなぁ・・・。

とはいえ作品自体に満足していないわけでは、決してないんです。

先ほど書いた叙述トリックの多用も先入観を覆されるいい意味での使い方が基本的なので、先に書いたほど気になる人はそう多くないと思います。

また昨今、現実でも話題になっていますが、今作では獣人とヒトの人種的な問題を絡めたストーリーであったり(現実はこれよりかなり根深いですが)、同じクラスの頑固者(必然的に強い意志は転じて頑固ともとれる)集団が絆を深めて敵に立ち向かうストーリーは見ていて胸が熱くなりました。

なにより今作はエロゲーでは少ないとは言えませんが、多くもない、男性キャラがしっかり相応の数いるうえでお話にしっかり絡んでいるタイプです。ネスター軍曹とかレイ先生とかこの世界観の上でちょうどいい干渉力の保護者枠だったんじゃないかなと思います。(レイ先生が能力を見せない理由とかキャラ付けも申し分なかったかなと思います。)

ヒロインも粒ぞろい・・・とはいえ絵柄的にちょっとロリ系の印象が強めな感じですが、性格的にはそんなこともない気がします(無垢・高貴・甘えん坊・幼馴染のギャル系)。・・・というかここまで来てようやくヒロインの話題ナンスね・・・面目ない・・・。

敵側もキャラは立っていて、キルシュタインさんが薄かった気がする以外は全体的に濃く描かれていたかなあと思います。僕的にはギメルロードさんが敵側というか今作で一番好きなキャラかもしれないぐらいには印象に残っていますね。一人で背負うものが大きすぎる・・・。

Hシーンについて

そしてエロゲーとして一番大事といっても過言ではないエロについてですが、本作は分岐でルートをたどる昨今のエロゲーの方式ではなく、選択肢自体は本編中にあるものの恋人としてのシーンは本編から完全分離というかなり珍しい方式をとっています(コンシューマー展開前提だったのかな?)。

なので本編中は物語に集中して、あとでじっくりと楽しめるって寸法です。そういったシーン以外もサブキャラの掘り下げも行っていたので悪くないと思いました。

エロに関しては商品ページや公式サイトのサンプル画像を見るのが、自分の許容範囲かを知るには手っ取り早いです。シチュエーション的には僕は全然好きなタイプでした。ただこういった絵柄が抜けるかといった部分単品で見ると少し怪しかった気もしますね(しらたま先生の絵柄自体は好きなんですけども)。個人的には割と全員僅差でベルカちゃんが一番好きだったかなと思います。

あとがき

というところですかね。

全体的な勢いや世界観設定なんかは申し分ないし、ストーリーについても十分に楽しい作品でした。

ただ細かいところが気になるだけなので良作足りえると個人的に感じています。(難癖をつける客みたいで非常に嫌なのですが率直な感想として)

この感想で気になった方がいらっしゃいましたら是非下記のリンクから買ってみてプレイしてみてください!

ではまた何かしらの感想か何かの記事でお会いできますことをお待ちしています。

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