最近、見返したシリーズです。
ポケットモンスターサン&ムーンいいよねってしたいだけの記事です。
書きたいことだけ書くので短いかも・・・?
早速本題に入りますね・・・。
ポケットモンスターサン&ムーン
今までとは違う冒険
それまでとも、これより後のシリーズとも違う話の回し方ですよね。
正直に思うのは子供からずっと見続けている人にとっては、やっぱり「旅」の要素はマンネリだとは思うんですよね。その時々の子供にとっては今までのどのシリーズの旅も新鮮だったとは思います。しかしながら少子高齢化で子供の需要だったり、テレビ自体の需要の減少でどうしても顧客の絶対数は減っていってしまうものでした(ポケモン自体のIPの強さはあれど)。今は配信などで多少は回収されているのかなぁ・・・?
そんな中で今までの旅の冒険の形式を打ち切って、ポケモンスクールやククイ博士の家を中心として話を回すようにしたのは今となっては英断だったなと思いますね。(そんな自分は放送当時はポケモンのゲーム・アニメ療法から離れてる最中でした。。)ククイ博士やポケモンスクールという土台があるから、前作までのサトシをある種リセットして新しくはじめられたのかなと。
デメリットももちろんありますがなにより関わるレギュラーメンバーを増やせる環境にしたのは何よりいいことでしたよね。話に関われる人数が増えたので環境含めて話のバリエーションが大幅に広がったと思います。個人的には大会系の話全般でよく働いたかなと思いますね、パンケーキ然り、デンジムシ然り、ロイヤルマスク系の話然り。見知った顔が出てくるだけでも楽しいですし(実況のお姉さんとか)、新しい情報を盛り込まなくてよい分お話が濃かったように感じました。この点は後の全地方編でも利点として働いたのではないかなと思います。(見知った地方で説明が要らないという点で)
またジム戦の廃止も大きいですね(実質的に同等のものはありますが)。ゲーム版とは違いキャプテンの存在がないので実質4ジム分と考えれば、今までと比べて大分その他の描写の尺が多かったのではないかなと思います。まぁ、伝説のポケモンのエピソードもテレビ版に来てしまったのでトントンかもしれませんが・・・。それでもジム戦8回よりは格段にメリハリがついて1年ごとのクライマックスにあたる部分の盛り上がりに寄与していたので総合的に大幅にプラスだったんじゃないかなぁ。(1年目ソルガレオ・ルナアーラ、2年目でネクロズマ・ウルトラビースト、3年目リーグ編・最終回)
あとはアニメ的な演出が増えたことですかね。ここは賛否わかれるところかも・・・?
キャラの表情をわかりやすいように大きく誇張する表現等、今までもなくはなかったと思うんですが、今作は全体的に緩い空気感なので今までよりも多かったと思うんですよね。
作風的にもあっているので自分は好きなんですが、前作とのギャップが大きすぎて風邪をひいてしまう人が当時、外から見てて多かったように感じていましたね・・・。
ゲーム版からの設定の改変は概ねよかった気がする?
ポケモンシリーズのアニメといえば、原作とも呼べるそれぞれのシリーズのゲーム版との設定の差異が存在するのは周知の事実ですよね。自分はまだウルトラS・Mをプレイできていない(積みゲーの中)ので、そちらとの差異は残念ながら伝えられないです。無印サン&ムーンの改変については個人的には今回も楽しんで見れる範疇に収まっていたので何も言うことはありません。
アニメ版が全体的にほのぼのとした雰囲気なので、エーテル財団の性格に難があった方々が軒並み軟化していますね。ザオボーさんもコメディリリーフ的な立ち位置に収まったり(ロイヤルマスクファンになったり)、ルザミーネさんは子供にもう少しかまってあげてと思わないでもないですが、夫がいなくなって急に財団の諸々やれと言われれば、そんなものかとも思ったり・・・。基本的にみんな良い人でギスギスしなくていいなというのは感じましたね。個人的に歴代でもシンジは大丈夫というかすごく好きな部類なんですけど、シューティの空気が悪くなる感じがちょっといただけなかったので、今回くらいが気楽に見れるなとすごく感じておりました。(それでも次シリーズの最後あたりにちょろっと映ってて嬉しくなかったと云われれば嘘になるんですけどね・・・。)
先の項目でもいったように、アニメ版ではキャプテンが存在しません。なのでゲーム版ではキャプテンだったカキ・マオ・スイレン・マーマネが見た目相応の子供らしい姿を見せてくれたり、家庭環境も交えたエピソードで話の内容の幅を広げていたので見ていて飽きなかったですね。あとサトシと同年代の友達といえる人物がレギュラーとしてこの人数いるのは後にも先にもここだけだった気がするので、そういった意味でも新鮮でしたね。ただまあカヒリさんは相変わらず空気気味といいますか、特別体験版から名前は出てたんですけどね・・・一話分のゲスト扱いで終わりましたね・・・四天王なのになぁ。
なんとなく好きだったところについて
ここからはピンポイントで好きなところについて。
一話一話がしっかり楽しいシリーズでした。本当に。
顔なじみの人が多いのが、本当に新鮮でたまらなかったですよね。(市場のおばあさんとか、実況の人とかアローラ探偵はちょっと違うかもしれませんが)
いつもであればメインの3人以外のスポットは一話、多くても一桁の話数分しか当てられないわけですが、常にメインのキャラが5人以上いて、それに紐づいて話が展開されるわけですから何というか全体の解像度が高かったと思います。
キテルグマのインパクトもすごかったですね・・・。というかロケット団はその才能が惜しいよね。
最後のアクジキング戦の去り際が通して観て一番ほっこりしたシーンでした。アローラだけのロケット団の楽園いいよね・・・。
あとは1000万ボルトいいですね・・・。それまで10万ボルトより強力な技の立ち位置でボルテッカーとかなり損ねた強技はあったと思うんですけど、名実ともに絶対的な奥の手のポジションの技ですよね。通常技の火力の無さを補って、かつ演出として大きく盛り上げる点でいいですね。
決勝戦はもちろんのこと、後のアローラチャンピオン凱旋試合とかPWTの試合とかアローラ代表としての側面も持ち合わせているのが、また良い。
あと何といっても久しぶりのカスミとタケシの再登場!タケシは実質常にいたようなものですが・・・(ロケット団に)。変わらんなぁーという感想が最初に口を出るぐらい安定・安心感ある面子・・・。タケシのお姉さん好きも変わらず発揮されて嬉しい限りですよ(ダイパぶり)。やっぱり旅の仲間はタケシがいないと物足りないと改めて思わされた次第でございます。
最後に
やっぱりアニポケ良いよね・・・いい・・・、としたところでここまでとなります。
いろいろと話が散って読みづらかったかもしれません。ごめんなさい。
でも率直な感想は述べたんじゃないかなと思います。
・・・細かいところを話せばまだまだかも?
とはいえここまで読んでくださってありがとうございました。
また別の記事でお会いしましょう。